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平等な権利を求めスイス各地で女性ストライキ

ジュネーブ、バーゼル、チューリヒ、ルツェルン、ローザンヌ、フリブール、ヌーシャテルなど、スイスの40以上の都市や街で抗議活動が行われた Keystone / Laurent Gillieron

スイスで50万人が立ち上がった歴史的な女性ストライキから14日で2年が経った。この日スイス各地では、数千人の女性がジェンダー平等を求め、再び声を上げた。

このコンテンツは 2021/06/15 12:07
Keystone-SDA/RTS/sb

ジュネーブ、バーゼル、チューリヒ、ルツェルン、ローザンヌ、フリブール、ヌーシャテルなどで、計40以上の抗議活動が行われた。参加者は前回と同様、女性ストライキのシンボルカラーである紫色のTシャツなどを着て、男女間の賃金格差是正、職場でのハラスメント根絶、暴力防止、女性定年年齢の65歳への引き上げ反対などを訴えた。

女性ストライキ団体は13日の声明他のサイトへで、「2019年にスイスで起こった最も素晴らしい社会動員から2年、最初の女性ストライキから30年、連邦憲法に平等の原則が盛り込まれてから40年、スイスに女性参政権が導入されてから50年」が経った今、「フェミニストたちは再び街へ出て声を上げ、怒りを訴える。19年に私たちが求めたものは、今も有効だからだ」と述べた。

また最近では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)により、女性労働の価値が正しく認識されず、報われていないことが改めて示されたとも訴えた。

ジェンダーギャップ

労働組合連盟は7日、スイスで男女同一賃金、年金、労働条件改善への取り組みが進んでいないと批判した他のサイトへ

賃金の男女格差は大きい。公式の統計によると、2016年(最新データ)のスイスの標準報酬月額の中央値は、女性が6011フラン(約74万円)、男性が6830フランと、12%の差がある。民間企業ではさらに広がり、女性は男性より14.6%少ない。

しかし、世界経済フォーラム(WEF)によると、スイスのジェンダー平等は改善されつつある。今年3月にWEFが発表した最新の「ジェンダーギャップ指数他のサイトへ」では、スイスは8つ順位を上げて10位にランクインした。

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